2010/11/25

Thanksgiving Break!

ご無沙汰でした、Fuqua school of business におりますつかだです。

本日からおやすみということで、このタイミングで情報提供をさせていただきたく:-)
私基準で分類し、◆Fuqua授業◆Fuqua授業以外◆International Houseというくくりで早速。
長文です、お覚悟を。

◆Fuqua授業
ざっくり主観でいうと、クラスのレベルはKBSと同等、ただ、習う内容、扱うケース、そして当然言葉が違います。こちらでは、交換留学中の学期が大きく2つに分かれています。(以前もご紹介しました)
各クラス、週2回授業があり、各回2時間×12回。ざっくり6週間です。
交換留学中に5つの科目を履修します。
私は前半は、「Marketing communication」と「Power and Politics」を、そして今は、下記3つを履修中です。
ちなみに、私が履修した(している)科目は定性科目が多いということも影響して、すべてケース&グループワークあり、「チームワークを重視しない人はFuquaには来ない」という発言を教授からたびたび聞きますがその通りかと思われます。
「Strategy and Tactics of Pricing」
形式:レクチャー&ケース
グループワーク:有
guest speaker:1回/週
まあ基本はKBSと同じイメージです。あ、ゲストが多いですね。
で、内容は価格戦略に絞った科目です。
履修登録後知りましたが、選択科目の中でone of the toughest だそうです。
(来年いらっしゃる方はご注意!)
lectureで基礎理論(コストベース価格、消費者ベース価格、損益分岐、利益最大化価格などなど)
ケースはHBSのもの、多くは米企業ですね。
ゲストはAmerican Epress, P&Gなど、有名どころを招いており毎回楽しみにしています。
「Managing Innovation in a Global Organization」
形式:レクチャー&ケース
グループワーク:有
guest speaker:1回/2週
こちらも概要は「Pricing」と同様。KBSでのクラスに慣れている方は違和感なく入ってゆけるのでは?
テーマ的にA川先生を思い出します。ケースもたまにかぶっています。
InnovationはInventionとは違う!価値創出のプロセスが重要だ!
Incremental Innocation と Radical Innovation があり、マネジメントのあり方の違いには注意が必要だ!
といった内容をCaseメインで学びます。
「Leading & Managing Human Assets & Organizational Change」
形式:レクチャー&ケース
グループワーク:有
guest speaker:1回/週
おかし:月1回
こちらは上記2つよりもさらにグループワーク度がアップです。
授業中に、「ちょっとこれについてグループで議論して。」というのが頻発します。
MangementとLeadershipのあり方について、毎回テーマに沿って議論が進められます。
世代や国籍、性別、組織の差を考慮したManagementのあり方とは?
経済的な報酬と、それ以外の報酬(福利厚生、自己実現)の使い分け方は?
などなど。当然単一解答などなく、深いです。
ちなみに、教授は変わったキャリアで軍人暦が長くその後教授になっています。
きびきびした反面、授業中にHalloweenやThanksgiving時などに教授嫁の焼いたケーキお菓子を供してくださったりとほんわかした?ムードを醸してくれます。

もじばかりでしたので、ぼけてますがクラスの写真を1枚。。。
「Power and Politics」の休憩時間です。

◆Fuqua授業以外
大きな街ではなく、楽しめる場所が少ない。。。確かにあたっているかもしれません。
ただ、その分みんなでわいわい楽しもうぜ!感が強く、学校も交流の機会を数多く提供してくれます。
もちろん交換留学生にも平等に与えられます。
週末にすることがない。。。という状況に陥ることがないということだけはお伝えいたします。

ということで、Fuquaならではと思われるものをいくつかピックアップしてご紹介です。(他校にもあるかもしれませんが)



「mentor」
Fuquaでは、交換留学生にボランティアで現2年生がmentorとしてつきます。
Fuquaや日常生活での細かい質問に答えてくれたり、あとは普通に友達として遊んだりという仲間が初日いるということです。



私のmentor、Joshです。先日、学校のプログラムでインドに旅立ちました。お守りに日本から持参した招き猫キーホルダーをあげたらよろこんでました。留学後も仲良くやってけそうな感じです。


「Fuqua Friday」
Fuquaでは毎週金曜日に無料の飲み会が提供されます。
各回何かのテーマがあり、それを楽しみながらネットワーキングの場として活用できます。
テーマはいろいろ、世界各国の食をテーマ(中国の回、インドの回、ブラジルの回。。。)他。

たまに、ワッフル大食い競争の回、や腕立て伏せ何回できるか競争の回、などもあります。

腕立て伏せですね。 そういえば前述のJoshはワッフル食べ放題に参加し撃沈してました。

Fuqua建物内の広間が会場となります。
このお姉さんが、なくなるまでビールを延々注ぎ続けてくださいます。
私はとってもお世話になりました。


「Event for Echange Students」
こちらも1回/2週ぐらいで留学生メーリスに学校企画のイベントが流れます。
留学生が企画するイベントを足すと1回/週ぐらいになると思われます。
交換留学生が約45人もいるので、誕生日会から小旅行まで、企画がたってゆきます。
とりあえず、近くにいたメンバーと集合写真。


10月下旬にはNational Park の Smoky mountains へ旅行しました。昼はハイキングや観光、夜はコテージでバーベキューなど。こう書くと健全に聞こえますが、夜は4時ぐらいまで飲んでいたり、朝はお迎えのバス集合に全員間に合わず、バスドライバーが帰っちゃったりしてました。



同、みんなで集合写真☆

真ん中の女の子の誕生日会です、終わり際に撮ったのちょっと殺風景。








韓国からの留学生と昨日ごはんを食べたのでそこでも写真を。彼はダブルディグリーなのであと半年こちらにいるとのこと。英語レベルがやや私に近く、Fuqua初日の説明会でも「おいおい、今なんていったか分かった?」と、苦しみを共有した親友です。Fuqua交換留学生の中には、MBA以外のプログラムからの交換留学、半年の交換留学ではなくダブルディグリープログラム参加、といったひとも結構いました。

「Fuqua Japan」
Fuquaには日本人が2年生約12人、1年生約5人いらっしゃいます。みなさん親切かつイベント好きで一緒に遊んでました。こういうネットワークも貴重だなって個人的には思ってます。2年生は企業派遣の方も多いのですが、1年生は自費の方々ばかりで、皆さま精力的に就活してらしゃいました。これから迎えるコンサル業界の就活を前に、皆さまとりあえず押さえは内定もらっているとのこと、優秀です。。。


Brazilian & Japanese Party でブラジル人が全員帰った後、残った日本酒をみんなで一気。車運転できない人続出。。。

「Camp-out」(Basketball game)
Dukeの大学バスケは国内最強らしく、その応援も異様な盛り上がりを見せています。このイベントは、10月初旬開催されるチケット購入イベントです。購入権獲得のルールは、夏休みラジオ体操と一緒です。金曜日の夜から日曜日の朝まで、泊り込みで待機し、突然鳴るサイレンに合わせて毎回運営キャンプへ並び、そこでハンコを押してもらう。それを延々繰り返します。つまり、この不規則なサイレンを聞き逃さず、ハンコをほぼ全て獲得した者だけが、購入の権利を得るというものです。

当然、泊まりになります。(会場は駐車場なので、キャンピングカーを借ります)
当然、寝れません。(サイレンは不規則、深夜も遠慮はありません)
当然、テンションがあがってきます。(寝てない上にお酒を常に飲みます)

というイベント、一生に一度ぐらい参加してみてはいかがでしょうか??


こんな感じで駐車場がキャンピングカーで埋まります。みんな食べ物、飲み物(酒)、遊び道具を用意し、開始に備えます。


ハンコを押してもらうために、こんな感じで並びます。何度も何度も。。。


サイレンの合間にみんなとわいわい遊びます。


仕事柄か、調理人として任命されました。。。人生で初めて、牛タンを「一から」捌きました。
まあ、万能包丁じゃムリでしたが。


で、見に行ってまいりました!みんな大興奮!でも私はあまり興味ないので。。。


Duke のキャラクター、Duke Devil くんを激写したりしてました。ちゃんとカメラ目線。

◆International House
私が8月初旬にDurhamへ行き、Fuquaのプログラムが開始する9月頭まで自由だったので、Fuqua以外の環境も結構確認することができました。その中で来年いらっしゃる方にも価値がありそうなInternational House のお話をご紹介いたします。

International HouseはDurham生活の起点となる重要ポイントです。Fuquaに来ると、住宅やレンタカー会社を自分で探す必要があるので、とってもお世話になると思います。これはFuqua特有かもしれません。Duke UniversityのInternational House (留学生サポート組織)は、情報提供をはじめ、買い物ツアー、SSN取得ツアー、Thanksgiving dinnerなど多くのイベントを提供してくれています。こちらはFuquaに限らず、Dukeに来ている留学生、学者さんなど全部が対象となるので、また違った雰囲気です。
真ん中が主(多分そう・・・)のLisaです。当日いなかったので写真はないですが、日本人のスタッフもお一人いらっしゃいます。


International House で知り合った友達をきっかけに友達の輪が広がって行きました。これは私の部屋での飲み会。月1ぐらいでビールがばがば飲む会を催しておりました。ちなみに写真に写っている中のひとりは翌年からKBS入学が決まっています。やったね、Collin!

ということで、長文にえんえんお付き合い頂いた皆様 、ありがとうございました☆

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