2010/11/19

Session2 終了

 こんにちは。Reimsの村井です。いやあ、乗り越えました。Strategic Human resource Management。これまで伏せていましたが、実はメンバーである4人の中国人の前評判がとんでもなく悪かったのです。以前一緒のグループになったことがある人達から話を聞くと「彼らは最悪だ」とか「全然何もしない」とか言うんですね。で、僕の彼らに対する評価はというと・・・・。ほぼその通りでした。「全然何もしない」というよりも「できない」と言う表現が正しかったように思います。
英語で何か書かせたら日本の中学生レベルの文法すら正しく使えない。たとえばI may can't~とか書いているし、話し言葉のままになっていて文になっていない、また、関係代名詞や節の使い方がおかしくて何を書いているか推測すらできないことがある等々。
こんな状況なので、ケース分析や最終プレゼンの中間報告までは自分でなんとかやって単位がとれる見通しを立てようというStrategyを立案。最終プレゼンでなんとか彼らを参加させてチームらしさを演出してグランドフィナーレを迎えようと。あとは彼らが本当にどの程度出来るのかをみてみたいというのがあった。
 で、最終プレゼンの資料作成を各人に割り当てて作業を開始。彼らが送ってきたものは、、、予想通りウェブサイトのコピペ。悪質だなと感じたのは著名な学者が書いた文章を自分で書いたと言い張るところ。文章をそっくりコピーしてヤフー検索にかけるとみごとに完全一致するのにですよ。中国人にも良い人はたくさんいますが、彼らは日本人が持つ悪い中国人のイメージそのものだと感じてしまいました。残念ながら。さすがに見過ごすわけにはいかないので、ここのサイトの文章と同じだよと伝えて文章変えるか出典をスライドに加えてねと。
 ただ、僕は人を判断するときはかなり慎重に相手を見極めるほうです。単純に人のうわさを聞いてそうかと思い込むことはありません(世の中には嘘をついて儲けている人もいるので)が、今回は9割ぐらいうわさ通りだったですね。それでも彼らを追い込めば動かせるということは分かりました。本物を見極める能力を養うことが重要ですね。
 それと、後は記録を残すということですかね。作業の内容はすべて電子メールでやり取りして、あとで何かあったときに必ず証明できるようにしておくことです。また、僕が今回プレゼン資料を作る際に利用した参照先は全て日本語のサイトなので、僕が作った資料がどれかはすぐに分かりますし、日本人は僕だけなので誰が作ったかはすぐ分かるようになっています。
相手の行動を予測し、彼らの数歩先を見通して行動するための戦略を立てておくことが必要だと思います。後はインフォーマルな情報収集能力でしょうか。
 明日から4日間アイスランドに行ってきます。かなりストレスフルな1週間だったので心を休めてきたいと思います。ちなみにメンバーの中国人はストレスという言葉を知らなかったようで・・・。

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