タックは先週一週間中休みで今週月曜日から後半戦が再開しました。この一週間の休みはタックの2年生にとっては、この深い森の仲間でリクルーター軍団が一週間の日程でわんさか押しかけ、内定を出すとても大事な期間です。休み中に図書館に行ったら、スーツ姿の友達にやたらと会いました。
授業はどのような感じかといいますと、規模が小さい大学のため割と和やかな感じです。後半は、上級競争戦略論、イノベーションとアントレプレナーシップストラテジー、上級プレゼンテーション、女性とリーダーシップ、あと聴講で経営再建論をとってます。前3科目は、フルターム授業で前期から引き続き、女性。。。は半タームのため後半から始まりました。
1上級戦略論 軍隊出身のダベンティという先生で、戦術を企業戦略に生かそうというのが彼のコンセプト。彼の理論はポーター批判に始まり、コモディティ打破のための戦略提案がメインです。この授業はコールドコールがあり(要は突然当てられること 答えられないと評価が下がる)、最初はびびりましたが、最近はなれました。ローマ帝国時代の歴史から戦略をみるという視点は割と面白いです。明日は、ランチタイムに先生によるローマ帝国の戦略について自由参加の授業があるので参加します。
2 アントレプレナーシップ等 略しましたがこの授業は、とてもわかりやすくておもしろい。アドナー先生はタックに来る前はインシアードにいて戦略を教えていたそうです。きわめて明快な授業です。新技術系の話が多く、もともとエンジニアの学部出身のルームメートは特に気に入っています。
3上級プレゼンテーション この授業はほぼ毎回パワポ作ってプレゼンをするという授業ですが、期末テストがないのはありがたいです。しかーし、アメリカ流のプレゼンになれず、やたらアニメーションを入れろという先生の指示はいまだに習得できないです。 1の授業での先生のプレゼンにしても毛虫のアニメーションがやたらでてきたりするので文化の違いなのかなあと思います。アメリカと日本との違いをいろいろ比較できるという意味でもとった意味があるのかと思ってます。
4女性とリーダーシップ この授業は、予想通り女子学生しかいません。しかしタックの学生だけでなく、タックの隣のセイラーという技術大学院からも学生が来ていてバラエティがあります。先生は、タックの万オリエントの文化を改革したいという気持ちをもって暑く授業をしてれます。ときどき暑すぎますが。。あとこの授業は鬼のようにリーディングがあり、明日の課題もさっきプリントアウトしたら、かるく50ページ超えていたので鬱が入りました。おまけに授業ですべて内容を確認するため飛ばし読みができない。。。
5 経営再建論 これは許斐先生の授業とはまったく異なり、一年生のときの井上先生プラス小幡先生という感じです。前半戦は完全に井上先生と同じでバリュウエーション重視で閉口しましたが、後半に入ってコーポレートガバナンス、アメリカ破産法とかに話題の重点が移ったので楽になりました。この科目は一番リーディング量が多く一回当たり70ページは超えることが多々あります。月曜、火曜一限なのがさらにつらい。。。内容は、割と深いためおもしろいです。この授業を聴講したのは、先生が小幡先生の兄弟子のラポルタ先生(国際財務でたくさん読まされた)だからで、これまたびっくりしたのが、外形はまったく異なりますが、しゃべり方とか教え方とかがデジャヴューであったことです。小幡先生に、伝えたところ、指導教授が同じだからだといわれましたがそこまで似るのか。。。とおもいました。
私が取っている授業はこのような感じですが、どの教授も親切で下手な英語の質問にもよく答えてくれます。これもタックの文化なのかもしれないです。
余り長いと読む気がなくなるとおもうのでこの辺で
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