2010/10/30

愛ゆえに・・・


  フランスより HAT です。いつも前職に批判的な私ですが、良かった部分を2点並べてみたいと思います。

 ① 有給休暇を完全消化できた
  もしかしたら、日本にある企業の中で一番休暇が取りやすかったかもしれない。1年に一度、連続2週間の休暇が全員に義務付けられていました。この間、他の人が業務を行うことで、不正を防ぐという意図はあったとしても、従業員にとってはとても良い制度だったように思います。

  休暇の間、色々な国に行けたので、「日本全体が同じように有休消化できれば果てしない経済効果が生まれる」と常々思っているのは、そのためです。有休を取ることで心身ともにリフレッシュして、生産性もやる気も大変上がった記憶があります。その点からすると、休暇を取らないことで日本全体が生産性を落としているとも言えます。

 ② ジョブ・ローテーションがあった
  外資系企業の場合、部門別採用でジョブ・ローテーションはない場合が普通です。しかしながら、前職はフロント、ミドル、バックオフィスの全てを経験させてくれました。これは、ビジネス・スクールに入ってからも良かったなと思う点です。

  KBSの企業派遣の方達も、様々な業務を経験されてビジネス・スクールに入られていると思います。日本企業のこの姿勢は高く評価されるもので、経営幹部層でも末端の業務を知っているというのは企業として大変強い証拠と言えるでしょう。欧米のビジネス・エリートに欠けているのはこの点で、何だかんだ言っても日本が大丈夫だと思うのは、日本企業のこの経営姿勢があるからと考えます。

  欧米のビジネス・スクールを卒業後、最前線の営業や工場勤務をする場合は少なく、彼らはこのような経験なしに、「多分こうだろう」という予想を基に判断を行うため時折とんでもない間違いを犯します。前職の一つ前のCEOも金融経験のない弁護士であったため、複雑な商品が理解できず、損失が拡大するのを防げなかったと言われています。
 
  話が若干それました。そう、前職の良かった点ですね。まあ、これ以上はないな(笑)。前職に批判的なのは、愛があるからかもしれません。北斗の拳に登場するサウザー(写真参照)もこう言っています。

  「愛ゆえに人は苦しまねばならん!愛ゆえに人は悲しまねばならん!愛ゆえに・・・」
  
  前職やフランスに対して厳しいのは、愛しているから、良くなってほしいからという気持ちが裏にあるからだと感じます。こういうことを書いていると、北斗の拳が読みたくなりました。しかしながら、北斗の拳は残酷すぎるという理由で、外国では売られていないのでした・・・

  

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