先週末に、スイスへユーレイルパスを利用して鉄道旅行に行ってきました。今回は、ベルニナ急行と氷河特急に乗ることが旅の目的です。乗り放題のユーレイルフレキシーパスを駆使し、パリからイタリアのミラノを経由し、一筆書きで語学学校を休まずに週末で行けるルートを作って試してみました。参考までにスケジュールを掲載しますので、興味のある方はお試しください。ユーレイルパスのルールで、パスは2日間のみの利用で大丈夫です。また、各列車への乗り継ぎは、適度な接続時間とホームを移動する程度で済んだのでとても簡単でした。3日目はほぼ半日電車の中ですが、車内で食事をしたり景色を楽しんでいると、時間の長さはあまり感じませんでしたよ。
Day1:
Paris Bercy駅(20:33発)⇒Milano Central駅(翌日05:38着)
※アルテシアナイト(国際寝台列車)でイタリアのミラノへ
Day2:
Milano Central駅(06:20発)⇒Tirano駅(08:50着)
※途中川に沿って走るので景色がきれいです....が、寝てました。
Tirano駅(10:03発)⇒St Moritz駅(12:17着)
※ベルニナ急行に乗車し、この列車の終点であるSt Moritzで1泊
Day3:
St Moritz駅(09:17発)⇒Brig駅(15:23着)
※氷河特急に乗車し、途中のBrig駅で下車する
Brig駅(15:57発)⇒Lausanne駅(17:40着)
※途中、レマン湖の素晴らしい景観が堪能できる
Lausanne駅(18:03発)⇒Paris Lyon駅(21:59着)
※TGV Lyriaを利用
スイス周辺の鉄道は、高速列車用のルートで迂回すると同じ目的地へ先回りすることも可能で、ここならまだ西村京太郎のトラベルミステリーの舞台になるなあと個人的には思ってしまいました。また、3日目の行程として、こんなに列車ばかりに乗りたくないという場合は、パリの滞在先に着く時間はあまり変わりませんが、格安航空会社(easy jet)でジュネーブから飛行機でパリに帰るルートもあります。Brig(15:57)発の列車の終点がジュネーブ空港駅となっていて、その後パリ行のフライトにうまく接続しています。
(注1)
氷河特急の一部区間(Disentis⇔Zermatt)はユーレイルパスが利用できないため、DisentisからBrigまでは区間乗車券を購入する必要があります。但し、スイスパスはその区間も利用可。今回は、Disentis⇒Brig間のみの乗車券購入が不可だったため、Disentis⇒Zermattの全区間を購入したうえで途中下車しました。
(注2)
アルテシアナイト、ベルニナ急行、氷河特急の座席(寝台)は全て予約してから行くことを強くお勧めします。これらの列車の座席はほぼ埋まっていました。予定通りの列車に乗れないと、思いがけずもう1泊することになるばかりか、最初の寝台列車でつまずくと旅行を取りやめといったことにもなりかねません。その点はご注意を・・・。
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