2010/09/27

街中にいる芸術家 その1

ヨーロッパの街では、どこにいっても芸術家がいます。じっと動かない行動芸術家がたくさんいます。


今回は写真で紹介します。










パリでは、顔を白くする人と、金色の服を着る人が多いかと思います。

学校始まって2週間

授業が始まって2週間経ちました。HECの1限は8時から始まります。パリで住んでいるので、朝6時40分の電車を乗らないと間に合わないです。5時50分ぐらい起きます。朝が弱い僕にとっては大変です。パリは朝が遅いのか、6時40分でも、街はあんまり人がいないです。駅まで行く途中で、エッフェル塔が見えます。朝のエッフェル塔はまた夜と違って、なんか情緒ありますね。電車も東京とまったく違って、ほとんど人がいないです。

こんな感じで通学しています。

1.パリ市内から電車RER CでVersaille chantier駅(ベルサイユ宮殿の近くの駅)  約30分
2.Versaille chantier駅からローカル線でJouy en josas駅(HECの駅)  約10分
3.Jouy en josas駅(HECの駅)からバスでHECキャンパス  約15分
乗車時間は1時間もないが、電車の乗り継ぎが悪いので、片道で1時間半もかかります。KBSにいた時の徒歩10分と違いすぎ(^^;

では、学校について紹介します。HECは1881年に建学されました。MBAは1969年に設立され、特徴としては16カ月コースで国際性を重視しています。授業の8~9割が英語で、フランス人も20%しかいないです。


HECの全体のキャンパスはとても広い。日吉キャンパスの何個分があると思います。キャンパスは森の中にあるような感じで、湖もあります。キャンパスの大きさからMBAの運動会にあたるMBAトーナメントもHECにて毎年開催されています。 下の写真みたいに、学校のキャンパスでBBQできました。



しかし、MBAの建物は丸い形にしていて、面積はKBSより小さいです。またロッカー、グループ室、図書館(図書館は学部生に当たるグランドゼコールのを使います)もないです。施設面を充実するために、新しい建物を建設しているようです。完成するのはおそらく2年後になるかと思います。




ロビー

ランキングについてですが、最近発表されたThe Economist では世界9位にランクされています。Financial timesでは、Europe business school過去4年度で1位でした。2010年度のMBAコースランキングは世界で18位でした。MBAよりはMaster in mangement方がランキング的によく、過去5年も世界3位以内でランキングされました。
参考:
http://rankings.ft.com/businessschoolrankings/rankings
http://www.economist.com/whichmba

毎年、12月前後にJapan weekというイベントがありますが、現在こちらの日本人学生を中心に取り組んでいます。僕も参加させていただきました。数日間、学校のロビーがイベント会場になって、日本の紹介や、ゲーム、講演などあったらしいです。日本企業もスポンサーになっていただきます。

2010/09/25

ユーロと愛とサルコジ


  フランスより HAT です。先週末、レンタカーでドイツへ行ってきましたが、その際に色々と新しい発見がありました。一番の感想は、国境というものを殆ど感じなかったこと。フランスとドイツの国境を越えたのが深夜だったこともあり、気が付いたらドイツという感じでした。車を運転していた韓国人によると、ドイツに入る直前にフラッシュがたかれ、写真を撮られたので、カメラを使って入出国を管理しているのではないか、とのこと。私からすれば、それは入出国管理ではなくスピード違反を取り締まるオービスではないかと思ったのですが、まあそれは良いでしょう。

  ドイツもフランス同様、ユーロ加盟国であるため、当たり前ですがユーロがそのまま使えました。周りのフランス人に、「ユーロを導入して良かったと思うか?」と尋ねると、多くの人が「良かった」と答えます。その理由として、「ユーロ圏に行った時に価格差が良く分かるので、買い物がしやすい」というものが一番多い気がします。私自身、ドイツに行って感じたのは、「ドイツって水が高いのね・・・」ということです。フランスは世界一の水大国であり、1.5Lの水でもスーパーに行けば50セント以下で買えます。しかしながら、ドイツでは3倍近い1.4ユーロもしました。水と同じく、ガソリンの値段もユーロ圏各国によって異なり、国境近くに住む人はガソリンの安い国にわざわざ行って、調達することが一般的になっているようです。

  この点だけを見ると、「ユーロ成功!」と無邪気にはしゃぎたくなるのですが、実は大きな問題も抱えているのです。フランスとドイツにおける水のように大きな価格差がある場合、両国の通貨が異なれば、為替変動によって調整が行われます。水の価格が低く安定しているフランスの通貨が上昇し、水が高いドイツの通貨が下落することで、両国の物価が調整される訳です(正確には様々な要因で為替が変動するので、これはあくまで例)。

  円とドルを使うと、この構図は分かりやすくなります。東京・大手町でお昼にとんかつ定食を食べると1,200円、ニューヨーク・マンハッタンで昼食を普通に食べると20ドルかかるとします(実体験)。この部分だけをみると、1,200 ÷ 20 = 60 で 1ドル = 60円になってもおかしくない計算になります。物価が下落気味の日本の円が上昇(円高)し、物価が下落していない米国のドルが下落(ドル安)するのは、この点から理解できます(これもあくまで例であり、為替は様々な要因で動く)。日本の物価が変わらないのに、他国の物価が上昇すると、円高という金融現象によって調整が行われるのです。日本政府が為替介入しても、円高が止まらないのはこのためです。

  フランスとドイツの例に戻ると、水が安いフランスの通貨が買われ(上昇)、水が高いドイツの通貨が売られる(下落)はずなのですが、ユーロという単一通貨があるため、この調整が行われません。つまり、ユーロ圏はインフレ率がそれぞれ異なるのに、ユーロを通じて固定相場制を採用していることになります。

  この仕組みで問題になったのは、ギリシャでしょう。ギリシャは数年前から積極財政を続け、インフレ率が上昇していました。近年、財政赤字額の虚偽が明らかになり、ギリシャ国債の金利は大きく跳ね上がりました(価格は急落)。ギリシャ国債が債務不履行になると、ギリシャ国債を大量に保有する欧州系金融機関は大きな損失を計上することになります。ドイツ、フランス等の主要国はギリシャに資金供給してギリシャ国債の債務不履行を止めるか、ギリシャ国債を債務不履行にして損失を負うであろう金融機関に公的資金を注入するか、という決断を迫られた訳です。

  結果として、ドイツ、フランスはギリシャ救済を選択しました。「ユーロを守る」という大義名分の下にギリシャを救済する方が、選挙受けの良くない銀行救済よりも政治的に好ましいという判断が働いたのでしょう。日本が2年前にIMFに対して10兆円資金提供する時、メディアは特に何も言わなかったのですが、98年、99年に同額を銀行に注入した時は大騒ぎになりました。この点は古今東西、似ている部分があるのかもしれません。

  ギリシャ救済時に話題になったのは、仏大統領サルコジです。サルコジは独メルケル首相に対して、「ギリシャ救済を認めなれば、フランスはユーロから離脱する」と迫ったと報道されました。しかしながら、フランスがユーロから離脱するためにはユーロ全加盟国の承認が必要であるため、このサルコジの発言が本当かどうか疑った記憶があります。サルコジは一人で「離婚する」と言っているのと同じで、彼の私生活ではそのようなことが可能だとしても、ユーロ離脱は相手の同意が必要なのです(しかも複数)。

  一部報道で、「ギリシャがユーロから離脱するのではないか」というものがありますが、この場合でもユーロ加盟国の同意が必要で、ギリシャ一国で決められることではありません。色々と言われるユーロですが、使い勝手が良いこともあり、離脱国が出るとしてもこの1、2年で起こるとは考えにくく、10年、20年単位で今後の方向性が議論されるでしょう。第二次大戦の悲劇を繰り返さないため、ユーロという愛で経済統合を図った欧州。しかしながら、人間と同じで愛は壊れやすく、持続させるのは難しいようです。
  

2010/09/24

Exchange Program has begun!

こんにちは。Reimsから村井です。
9月16日にオリエンテーションがあり、20日から授業が始まりました。食事は自炊が基本ですが、ワインやチーズ、またハム、パテなどが簡単に手に入りとても美味しいです。



      ※KBS組は右下(僕ら以外に日本人正規生が2名います)

Reims Management SchoolのExchange Programは9月から12月までが0から3セッションの4つに分かれていて、僕は次の授業を受講します。


Session0:Strategy
Session1:New Approaches toMedia & Advertisement
Session2:Strategic Human Resource Management
Session3:Fundamentals of Environmental Finance
+ Applied Business Forecasting


基本的にはグループワークなのですが、Strategyは2時間のテストもあります。他の科目はこれからなので詳細は未定ですが、プレゼンとグループワークなど全体的にはKBSと同じような感じです。河田さんとはSession2で同じ科目を受講します。


今受けている授業は、コア・コンピタンスやイノベーションといった内容で、KBSでもなじみのある内容です。日本企業の例がけっこうでてきます。これらに関する論文のリーディングとレビュー、ミニケースへの回答作成が事前グループ課題です。授業への貢献度、プレゼン、ペーパーテストの結果などで評価されます。

2010/09/20

八甲田山と欧州レンタカーの旅


  フランスより HAT です。先週末、ドイツのミュンヘンを訪れました。世界最大のビール祭り、「オクトーバーフェスト」に参加するためであります。パリからミュンヘンまではおよそ900km、東京から福岡までの距離とほぼ同じ。普通の感覚だと鉄道か飛行機を使うと思われるが、価格の点からレンタカーが選択された。同行者は韓国人、中国人、シンガポール人と全員アジア系である。この旅行中に何と、伝説のケース「八甲田山雪中行軍」が活かされることになるのである。

  先週の金曜日は授業が午前中だけであったため、昼食を取ってからミュンヘンに行く予定にしていた。しかしながら、シンガポール人の体調が思わしくなく、集まった瞬間からお腹を押さえて足を引きずっているではないか。全員から「大丈夫か?」という質問が投げかけられたが、「問題ない」の一辺倒。行くという人間を返すわけにもいかず、結局出発進行となる。

  今回の旅行計画については全く関与していなかったのだが、次第に準備不足が明らかになる。レンタカーを借りたはよいが、カーナビがついていない。韓国人の i-phone をカーナビ代わりにしようとするも、画面が小さく、音声もないため殆ど役に立たない。午後2時に出発したが、午後6時になってもパリ市内をうろうろしている始末。それに加えて、シンガポール人の容態はますます悪化していく。発熱、腹痛、悪寒。どう考えても旅行ができる状態には見えない。道が分からない苛立ち、病人を抱える不安、一同の焦燥感は次第に高まっていく。

  その時、私は八甲田山のケースで学んだことを思い出そうとしていた。行くか、戻るかは自分で決めなければならない。しかしながら、重要なことは一同のやる気を極力なくさせないようにすること。戻るにしても、いきなり戻るのでなく、ある程度やれるかどうか確認してから戻れば、全員の士気を極度に落とすことは避けられる。一年以上前のグループワーク、クラス討議も意外と覚えているものである。

  午後2時の出発から4時間が経過してもパリを抜け出せない状況で、この後どうするかについての話し合いが行われた。以下は、車内における会話である。

日本人男性: 4時間経ってもパリから出られないし、病人もいる。一度セルジー(学校の寮がある場所)に戻るべきではないか。
韓国人男性(運転中): 大丈夫、何とかなる。重要なのはあきらめないことだ。
シンガポール人女性(重病人): ホテルに既に料金を払ってある。返金されないのに帰れるか!
中国人女性(イライラ最高潮): 何でこの i-phone は使えないんだ!

  全員がMBA学生であるにも拘らず、特に議論もなく、多数決により旅行は継続されることになる。八甲田山の授業風に言えば、「行くであります」となったわけだ。この後、運良く電化製品店が見つかり、カーナビを購入して道に迷うことはなくなった。しかしながら、ミュンヘンに到着したのは翌朝の午前6時前。その後、睡眠を殆ど取らず午前9時に起床してビール祭りに参加したが、ただビールを飲んで騒いでいるだけの祭りであった。

  シンガポール人の容態はその後も悪化して、日曜の朝は殆ど動けない状態になった。結果として、日曜の午後パリに戻ることになり、結局殆ど観光することもなく、この旅は終わることとなった。

  今回学んだことは、サンクコスト(埋没コスト)をあきらめさせることの難しさである。既にホテル代を支払っていたため、病気で動けない人間を抱えたまま旅行を継続した。病人が旅行を止めることで、他の人間の効用(自由に動ける嬉しさ、喜び)は全体で大きくなったと思われる。しかしながら、現実には病人がサンクコストから逃れられなかったため、全体の効用は大きく落ちることになった。

  実際のビジネスに戻る前に、ケースを活かす場面に出くわすとは正直思わなかった。八甲田山でも、一兵士達は様々な思いを胸に上官の間違った命令を聞かされていたことだろう。現実のビジネスでも、間違った判断を認めたくない(サンクコスト)ため様々な悲劇が起こりうる。今後の判断でも、「サンクコストに気をつけなければならない」、と狭いレンタカーの中で思ったミュンヘンへの旅でありました。

2010/09/19

廃墟と薔薇の街:Visby, Gotland

金曜休講なのを良いことに、ストックホルムからみて南にある
Gotlandという島のVisbyという街に行ってきました。
まずは電車で1時間半、それから船で3時間の旅。

廃墟です。
バラも辛うじて咲いてました。ベストシーズンはやはり夏みたいです。
城壁に囲まれたエリアは廃墟、そこから出ると普通の街らしい。
えっちらおっちら城壁を目指す途中にこの景色。

魔女の宅急便のモデルになった街らしいです。確かに!!
キキやジジがひょっこり出てきそうな雰囲気に大興奮。
ジブリファン、そして女子なら悶絶間違いなしデス。

城壁の外から。この日は快晴で、海も穏やか。
海から吹きつける風にそよぐ草すら、おとぎ話の中の出来事のようです。

街の中は古い石畳が。そして観光客用のお店やレストランが並んでました。

美味しいパンやチョコレート、クレープなどをつまみつつ、散策。
素敵なデザインの哺乳瓶を見つけたので、
12月に産まれる姪っ子への最初のプレゼントを購入。

ちょっと写真だと分かりにくいなぁ(汗)
喜んでくれるかな??

1泊2日で旅行してきたのですが、泊まったホテルも快適だったし、
風は強めだったけど基本的には晴れていて、最高の旅行でした。
食べ物は、羊が有名みたいです。後、サフランのケーキ。
確かに、美味しかった。

スウェーデンに来たら、絶対絶対行くべき!と思います。
冬になると船旅はキビシイと思いますが、飛行機も出ているみたいです。

個人的に、この街のベストショットはこちら。

良く見ると、真中に老夫婦が仲良く座ってます♪素敵すぎる。

I love Chicago!!

皆さんこんにちは。
Hide@The University of Chicago Booth School of Business(以下、Chicago Booth)です。
先日無事にシカゴに到着しました。最後の渡航者ということで、ようやく(初)投稿させていただきます。

いろいろと語ることはあるのですが、まずはシカゴの街の雰囲気について写真と共に。(こう見えて、写真好きなもので…)
シカゴのダウンタウンは街全体が“建築博物館”と呼ばれ、クラシックから近代建築まで様々な素敵な建物に出会えます。どこを見渡しても絵になるという感じです。また、建物だけでなく、様々なアートにも街を歩いているだけで簡単に出会えちゃいます。はっきり言ってこの雰囲気には完全に虜になりましたね。

ミレニアムパークの通称「ビーン」とシカゴの摩天楼。日吉駅の銀玉とは規模もセンスも段違いなのでした…。

同じくミレニアムパークのCrown Fountain。人の顔や表情は数分ごとに変化します。座って見ているだけで、いと楽し。

どこを見渡しても絵になります。

右が最近できたトランプタワー、左がIBMビル。

トウモロコシ型をしたツインタワー「マリーナシティ」。実はここに住んでます…。住居についてはまた追って。

オレンジのネオンが華やかなシカゴ劇場。ブロードウェイの引っ越し公演をやってたりするので、今度暇を見つけて観に行ってみようかと。

つい最近完成したパブリック・アート「EYE」。これは感想に困る…。見たそのままですね。

Chicago Boothの学生の多くが住む「Lakeshore East」というミシガン湖沿いの高級住宅エリアにある人気アパートメント、左が「Aqua」、右が「Tides」。

最後にミレニアムパークで撮ったお気に入りショット。

と、ざっとこんな感じです。ほんの一部ですけどね。
いや、想像以上に素敵な街でビックリです。NY、LAに次ぐ米国第3の都市と言われていますが、雰囲気&センスは抜群だし、派手過ぎず人も多過ぎず落ち着いているし、現地の人たちはやさしい人ばかりだし、この街を大好きになるのに多くの時間はかかりませんでした。
ちなみに、ミシガン湖から吹く強風も相俟って(シカゴがWindy Cityと呼ばれる所以)、冬は極寒らしいので、そのころ同じことが言えているかどうかは現段階では不明ですが…。
ということで、まだまだお伝えすべきことはたくさんあるのですが、今日はこの辺で。
ではまた♪

Hide@Chicago Booth

2010/09/16

お勉強の話

どうも。増子です。
昨日、Erikに再会しました。
彼はKBSへの交換留学後、PhDに進んだそうです。
で、昨日は再会を祝してランチしました。
どの授業取ってるの?と言われたので答えると、
「この学校に来て、Accounting も Financeも取らないなんて!
と言われてしまいましたが。。。

KBSから交換留学する場合、
錚々たる欧米ビジネススクール名門校が提携校リストに掲載されてる訳で、
その中でSSEはちょっとマイナー。
でも、授業の質は相当高いんじゃないかなぁ、と思います。

今回私が敢えてのチョイスで選んだ経済学寄りの授業は
読まされる量が半端ないけども、読みごたえのある論文ばかり。
しっかり理論を抑えることができます。
なおかつ、マイナー授業なので、人数が少なめでインタラクティブ。
授業自体はかなりフランクに教授やクラスメイトと議論します。
まぁ、ついていくのが大変なんですけども。

もちろん、大人気のAccounting、Valuation、Entrepreneurshipなんかだと
大教室だし、レクチャー形式の色合いが強いのかもしれません。

北欧ならでは、と感じたのが企業のSustainabilityの議論の時に、
economical、socialの他、ecologicalがものすごく強調されたこと。
そりゃそうだ、と思いつつすごく新鮮な気がしました。

さて、本日は今読まされている本のご紹介。
INSTITUTIONS AND THE PATH TO THE MODERN ECONOMY

中世の商慣行・制度をゲーム理論で分析してるこの本、
今まだ半分くらいだけど、すごい面白いのでおススメです。
興味のある方は、是非!

School begin!

Tuckの授業が始まりました。といってもTuckを知らない方のほうが多いと思うので(正直あぷらいするまで自分も名前しか知らなかった・・・)Tuckの紹介からはじめたいと思います。
Tuckスクールはダートマス大学の大学院の1つです。ダートマス大学はアイビーリーグのひとつで位置づけ的には日本だと京大にあたるらしい・・・ダートマス大学はそのほかの特徴としてアイビーリーグでもっとも富裕層が来ているということで有名で確かに学校の駐車場には、ポルシェだのベンツだのが結構たくさん並んでます。ダートマス大学は施設も充実していて、なぜか大学の癖にゴルフ場を所有していて(一日100円!でワンホール)、またスキー場ももってます。なのでスポーツ大好きな方には魅力的なところといえます。
地理的には、ボストンの北、バスで2時間(ニューヨークだと6時間!)のところにあってカナダのほうが近いです(そのためかこの辺のドライクリーニングはカナダに送って洗っているらしい・・・)。現在、すでに秋が始まっていて、朝・晩は寒いです。かえでは散っており、りすは冬支度でぶくぶく太り始めました。なのに地元の人はTシャツで歩いてます。
町はどんなかんじかというと・・・・・・・
なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーにもない!
なので勉強するにはよい環境といえます 寒いため、早く家に帰りたいし、家帰ってもすることないから本読むかネットサーフィンするしかないためいやでも英語力はあがります
サマースクールでは半分日本人だったため、日本語をしゃべってしまうことが多かったですが、ここではそもそも日本人がとても少ないためしゃべる機会はほとんどない。
ニューヨークで5日ほどすごしてから行ったため、ギャップにしばらく苦しみました。ダウンタウンといってもメインストリートは500メートルぐらいでダッシュできそうな距離で、本屋、3つしかないバー、あとはダートマスグッズ店がなぜか2つ、キッチングッズ店が2つといった感じです。いずれも上品な感じのお店で、ダートマス日本人学生ガイドブックによると日本の軽井沢らしい・・・たしかに家の周りも豪邸しかなく、この町が全米1の貯蓄高をほこる住民の町はわかるのですが、余りにエンターテイメントがないため、北軽井沢にしか思えないです。Kマートもあるけど、ダンキンドーナッツと併設でセブンイレブンほどの大きさしかない・・・
英語力をあげたい!!という方には、寒さをたえられればお勧めの場所といえます。
 そんでもってやっと本題の授業ですが、月曜と火曜、水曜と木曜と連続二日1科目を行う変な形式です。よって金曜日はお休み。
 授業の雰囲気はアットホームな感じで、いまのところすごいスピードで進むこともなく平和にしております。といってもまだ一週間こなしてないですが。予習していけば問題ないレベルです。
 在校生は、アメリカのMBAにしては人数が少なく200人ぐらいです。することがない=企画するしかない、ので週末はやたらパーティーが学校内や外で開かれてます。校内メールでながれてくるので、それに登録して参加できます。クラブ活動も活発で、今日はクラブ紹介デーで、各クラブが大教室にブース作って勧誘に励んでました。交換留学生ももちろん登録できて、いくつ登録したか忘れましたがいろいろ登録しました。
 今日はまた、2年生のオリエンデーでもあったのですが、学事のこの夏休み中に起きた出来事の報告(先生の異動とか)、就職課の説明(ちなみにこの学校はここが充実していて、レジュメの添削、インタビューの練習などが無料で受けられる)、あとは学年委員長の抱負などでした。
 たらたらと長く書いてきたのでこの辺でやめます。

2010/09/13

外国為替と都市伝説


  フランスより HAT です。日本では政治的な理由で、外国為替市場が乱高下しております。以前、為替の仕事をしていた時、「なぜ円高になるのか?」という質問をされた際、「円を買っている人がいるからですよ」と答えていたものである。なぜならば、これ以外の適切な回答が思いつかなかったからである。外国為替については、様々な都市伝説が流れていたが、これらが本当か検証してみましょう。

  その① 「日本は少子高齢化で市場が縮小するから、将来円安になる 」
  もっともらしく聞こえるが、一番怪しい説だ。為替は理屈で動かず、誰かが買えば上がり、売れば下がる世界である。市場が政府による介入を警戒するのは、彼らが無尽蔵に円売りドル買いをできるからである。少子高齢化と円安の相関は立証が相当難しい。日本国内の市場が縮小するため、日本企業が海外進出を一層進める可能性もある。この場合、外で稼いだ外貨を日本に持ってくれば、円高になることも考えられる。従って、少子高齢化が円安に繋がる考えは極めて疑わしい。

  その② 「日本は財政赤字が膨らんでいるため、将来円安になる」
  これもよく言われる考えである。しかしながら、20年前から指摘されていたにも拘らず、長期的にみると円高は進行した。評論家や有識者は富裕層の場合が多く、彼らは外貨投資を資産運用の一環として行っている場合が多い。そうすると、彼らにとっては円安が資産増加に繋がるため、世論を円安誘導に持っていくことがインセンティブになるのである。その場合、日本の財政赤字と結びつけることが最も簡単で説得力があるように聞こえる。これは、ポジション・トークと言われるもので、実際に行われている。

  その③ 「日本は資源がなく、大幅な円安になるとインフレになる。だから外貨を買いましょう」
  これをうたい文句にして外貨を売っている金融機関を見たこともあるが、非常に疑わしい。日本がガソリン等の資源の多くを輸入に頼っていることは事実であろうが、殆どの輸入業者は為替ヘッジをかけており、大幅な為替変動へのリスク管理を行っている。そのため、大幅な円安になっても輸入品が数倍に跳ね上がるケースは想定しにくく、ある程度の価格上昇で落ち着く可能性が高い。言い換えると、個人のために輸入企業が為替ヘッジをしてくれているとも考えられる。そのため、資源がないことと外貨を買うことを結び付けるのは相当無理があると言えよう。
  
  これらの都市伝説は、その殆どが円安になってほしい、なってくれないと困るんです要素が含まれている。なぜならば、資産を預かる金融機関側が円を預けてもらっても金利が取れないため、外貨を買ってもらい、それを預けてもらって金利を取りたいと考えているからである。皆さんも上記のような円安思考の都市伝説に出くわした場合、気をつけましょう。そう、為替は理屈では動かないのです。「必要な時に必要なだけ買う」、外貨の世界でもジャストインタイムの考えは一番無難なようです。